Let's make a wish.
笹の葉さらさら揺れるのは、軒端だけとは限らない。
ケーキ屋、デパート、空港、居酒屋、商店街のアーケード…。
場所もいろいろなら、願いもさまざま。
中には、不思議なものもあり。
オレンジ色の短冊に、達筆な文字で 「梨」
薄緑の短冊に、流麗な行書で 「茄子 あわび」
赤い短冊に、子供らしい筆跡で 「犬だいすき」
書いた人には意味があるのだろう。
けど、他人が見ると、いまひとつ理解に苦しむような願い事。
…
かと思えば、子供らしい大きな字で、ほほえましい願い事。
「頭が良くなりたい」「足が速くなりたい」「パン屋さんになりたい」
牽牛織女も困るであろう、妙に世知辛い、大人らしい願い事。
「楽して儲けたい」「今年こそ嫁に行きます」「理想の彼女が欲しい」
決して大きくはない短冊に、箇条書きでびっしり並んだ願い事。
(通りがかりに読むには、文字が小さすぎた)
…
毎年この時期、目と心を楽しませてくれる、数々の願い事。
とりあえず、この夏一押しの作品。
赤い短冊に黒い文字、太めのマジックで 「犬になりたい」
理由はどうあれ、何はともあれ。
願ってみるのは、きっと良いことなんだ…。
【おすすめ】
Book 「超弦領域」 日下三蔵, 大森望
Music 「宙の彼方へ」 ◎ターシ
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