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2006/06/09

ポパイの恋人

オリーブという植物。
初めて知ったのは、保育園の時に読んだ「聖書ものがたり」で。
ノアの箱船にオリーブの枝を持ち帰るハトの挿絵。
枝よりも、妙に丸っこいハトが気になったけど。

その次は、テレビのアニメで見た女の人。
困った時に「ポゥパァイ~」と叫んで待ってたりする。
自力で何とかするほうが早いんじゃないかと思いつつ。


食べ物としてのオリーブを知ったのは、ホームステイしたアメリカで。
中学2年の春のこと。

何家族かのホストファミリーが集まったホーム・パーティで、
ルームメイトが持ってきた梅干しを試食することになった。

"It's a UMEBOSHI. Japanese traditional plum pickles."

そんな説明をしながら、配ってまわる。
おそるおそる?味わうファミリー達。
なんとなく、おいしい、という雰囲気ではない…。

そのうち、一人のおじさんが立ち上がってキッチンへ。
何か入ったビンを持って帰ってきた。
梅干しを指差しながら、"It's like this."
出してくれたのは、茶色がかった緑の楕円形のもの。
大きさは、小粒の梅干しくらい。

ビンのラベルには、OLIVE(そのあとの単語は意味判らず)
おじさん、梅干しとよく似た味だから食べてみろ、と言う。
ルームメイトと顔を見合わせつつ、とりあえず口に入れる。

おいしいとも、おいしくないとも。
どちらとも言い難い、初めて食べる味。
梅干しとの共通点は、塩味と種があることくらい。
よくよく考えてみると、やっぱり、おいしくなかったような。


時が流れて、最近の話。
ワインをネットで買ったら、オリーブの塩漬けがついてきた。
中学生の時食べたOLIVEなにやらとよく似た外見。
ホームステイのことなど思い出しつつ、1つ取り出して食べてみた。

エクストラ・バージン・オリーブオイルをフレッシュにしたような風味。
カリカリと言うほどではないけど、ほどよい歯ごたえと、適度な塩味。

結構、いける。
というか、おいしい。
梅干しに似た味も、確かにする。(緑のカリカリ梅が、より似ている)
味覚が成長したせいか、オリーブオイルに慣れてきたせいか。
どちらか判らないけど、長年の誤解が、きれいに解けたような気分。

おいしいついでに、いろいろ試してみた。
意外な?組み合わせでおいしかったのは、冷や奴。
刻んだ塩漬けオリーブと、釜揚げシラスをのせて、醤油を少しだけ。
純和風なお豆腐が、白ワインにも合う一品に変身。
オリーブの塩漬け、入手する機会があったら、ぜひどうぞ。

【おすすめ】
 Book 「ノリ・メ・タンゲレ 私にふれるな」 道原かつみ
 Music 「OLIVE」 REBECCA

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