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2006/07/05

終末を待ちながら。

前世紀末。
「恐怖の大王が降ってくる。」
なんて話があった。

ことの発端は、500年ばかり前。
フランス在住のノストラダムスさんの書いた詩の一編。
1999年7の月に何事か起こるのだと、警告したものらしい。

恐怖の大王とは何なのか。
いったい何が起こるのか。
実際のところ、なにひとつ具体的に述べられていない。
だけど、いつの間にか世界が滅亡することになって。
いろんな人たちが、いろんな解釈を考えた。

曰く。
・東西冷戦が発展して、全面核戦争が勃発する。
・小惑星が落下して、地球が壊滅的ダメージを受ける。
・核燃料を積んだ惑星探査機が地球に激突する。
・大地震によって、コンビナートが爆発炎上する。
・環境汚染の進行が深刻化して、人類を脅かす。
 etc.etc.…

本が何冊も出版されたり。
雑誌で総力特集が組まれたり。
TV番組で何度も特集されたり。
何かと大騒ぎだったような。

だけど。
ノストラダムスさんが本当に予言者で。
いろいろな出来事を言い当てているのだとしたら。
騒ぎ立ててどうなるものでもないのでは。
そう思いつつ過ごした、世紀末数年間。

で、1999年。
核戦争も、小惑星の直撃も、探査機の墜落も、大地震もなく。
環境汚染は程度の問題とはいえ、まだ致命的なほどではなく。
結局、恐怖の大王は降ってこなかったということなんだろう。
めでたし、めでたし。

と思っていたら…。
2012年地球滅亡という説もあるのだとか。
古代マヤ文明の暦がそこらで終わって、先がないらしい。
予言?にしても、ノストラダムスさんよりさらに古い話。

そんな理由で世界が終わるといわれても、困るんだけど。
さて、どうなるのやら。

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コメント

> つよ さま

正法、像法の年数をどう数えるかにもよりますが、
平安初期あるいは鎌倉時代から1万年は末法の世。
つまり、現在は末法まっただ中。
世も末なわけです。

弥勒菩薩がこの世にいらっしゃるのは、56億7000万年先。
その頃には太陽が赤色巨星化しはじめている筈。
なので、地球は今の水星並みの灼熱状態。
下手したら太陽に飲み込まれていることでしょう。
神も仏もあったものじゃない。かもしれませんね。

もっとも、人間の意識は世界を主観によって認識しているので、客観的にどうであれ、
Don't they know it's the end of the world.
なこともあるのでしょう。

投稿: りえぞー | 2006/07/06 21:54

昔読んだ本で、名前も年代も忘れましたが世界の終わりを予言した人がいて、いよいよその予言した年が過ぎてしまいましたが、その言い訳は
「○○年に世界は滅びたが、誰一人そのことに気付かなかった。」というものでした。┐(・_・)┌

こんな本もあるようです。
ミレニアムの歴史―ヨーロッパにおける終末のイメージ
ミレニアム(千年期)という言葉は、西洋キリスト教世界では単に年数を示すだけでなく、「世の終わり」に対する恐れと期待に満ちた〈幻影〉を意味した。
著者は本書において、キリスト誕生以来2000年の歴史の中で、西洋の人々が「世の終わり」への恐れや期待をいかにイメージし、社会に混乱が生じた場合に「世の終わり」についての予言や噂がいかにとびかったかを、歴史、宗教、思想、魔術や占星術などの様々な文献を駆使して語っている。
そして、地球環境破壊や核問題、モラルの低下等、新たな千年期に人類が直面している今日的な「世の終わり」の幻影に過去との共通性を探り、これに冷静に対拠するよう捉している。

第1章 ある噂の歴史(はじめに、『ヨハネの黙示録』とは;御怒りの日、ヤーウェの日;キリスト教の黙示録;終末的ムード ほか)
第2章 “紀元1000年の恐怖”の真実と虚偽(ドラマの証人と作者;歴史家、ラウル・グラベル;他の歴史家、修道士リシェ;権力者たち ほか)
第3章 2000年をめぐる不安の数々(2000年をめぐる不安の数々;永遠に尽きない不安;2000年の予言者たち;魚座の時代から水瓶座の時代へ ほか)

投稿: つよ | 2006/07/06 15:14

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