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2006/11/08

紫のゆかりとて

赤い実、白い実、黄色い実、茶色に橙…。
いろいろな色の木の実が、野山を彩る秋。

中には、紫色の実をつける木もあります。
身近な里山によく生えているのは「ムラサキシキブ」と「ヤブムラサキ」。

ムラサキシキブ Callicarpa japonica
ヤブムラサキ Callicarpa mollis

いずれも、クマツヅラ科の落葉低木。
見かけはよく似ていて、実は別種という悩ましい植物です。

見分け方のポイントは、「紫式部に毛がない」。
国語の先生に怒られそうですが、植物分類的には間違ってない話。


植物を見分ける時には、視覚だけではなく嗅覚や触覚も大切。
この2種の場合、触覚が役に立ちます。

ヤブムラサキは、葉の裏に短い柔らかい毛が沢山生えています。
だから、ビロードのような手触り。
一方のムラサキシキブは、ほとんど毛がなくて、ごわっとした手触り。

毛のあるなしは目で見てもわかりますが、触る方がわかりやすいもの。
秋の里山で、直径3mmくらいの紫色の実をつけた低木を見つけたら。
まずは、葉に触ってみましょう。

手触りはどうでしょうか?
「紫式部に毛がない」
そう考えて、見分けてみてください。

【おすすめ】
 Book 「葉による野生植物の検索図鑑」 阿部正敏
 Music 「A Song for ××」 浜崎あゆみ

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