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2007/03/07

色違い

春は、ウグイスの季節。

和菓子屋さんに、鴬餅。
パン屋さんには、うぐいす餡パン。
頒布会で届いた梅酒、ビンのラベルが「梅に鴬」。

鴬餅は青大豆の黄粉で、うっすら緑色。
うぐいす餡は青エンドウで、こちらも緑色。
「梅に鴬」に描かれているのは、緑がかった小鳥。

ところが、実際のウグイスは薄い茶色。
どうひっくり返しても、緑色の部分はありません。
それなのに、ウグイス関連商品、どうして緑色してるんでしょう?


A:ウグイス関連商品の緑色、実はメジロの色です。

メジロ 漢字で書くと目白。
英語名は、Japanese White-eye。
英名和名、両方から判るとおり、目の回りが白い野鳥。
羽根の色は、日が当たるときれいな、少し黄色がかった緑。
大きさはウグイスとそう違いませんが、色も声も違う野鳥です。

メジロの好物は、花の蜜と甘い果物。
花の蜜を吸うため、梅の咲く枝にやってきます。

一方のウグイス。
英名は "Japanese Bush Warbler"
直訳すると "日本の藪でさえずる鳥"。
その名のとおり藪の中にいることが多い野鳥です。

藪の中にいる、小さな茶色い鳥。
まあ、滅多なことでは見ることができません。
さえずる声は、嫌というほど良く聞こえるのですが。

春うららな暖かい日。
梅の木を訪れて蜜を吸う、メジロたちの姿。
きっと、昔の日本人も見ていたことでしょう。

同じく、春うららな暖かい日
裏山の藪で鳴く、ウグイスの声。
間違いなく、昔の日本人も聞いていたでしょう。

メジロとウグイス。
姿を見た鳥と、声が聞こえた鳥。
どこかの時点で、混同されてしまったんでしょうね。

きれいな声で鳴く鳥は、色もきれいに違いない。
そんな、ありがちな思いこみもあったのかもしれません。

とはいえ、鴬餅が目白餅になったり。
うぐいす餡が、めじろ餡になってしまったり。
今さら、そんなことになっても、混乱するだけですよね。
「梅に目白」っていうのも、なんだか言葉の据わりが悪いし。

でも、ウグイス関連商品の緑色、本当はメジロの色です。
メジロのためってことで、頭の隅っこに置いてやってください。

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コメント

じろぉ さま

メジロとウグイス。
結構、みなさんご存じないんですよね(汗

野鳥観察会のガイドをすることがあるんですが、
メジロとウグイス、それぞれの絵を見せて
「みなさん、どちらがウグイスだと思いますか?」
と聞くと、メジロの方に手を挙げる人が大多数。
選んだ理由は、うぐいす色だから、って。

なんだか、メジロの立場がないなーと思ったんで
ちょっと紹介してみました(笑

ぜひぜひ、周りの人にも教えてあげてくださいね!

投稿: りえぞー | 2007/03/08 21:32

こんにちは♪
鶯が薄緑じゃなかったなんて…
まったく知りませんでした!
そういったチョットした勘違いから
今も普通に使ってるけど
事実と違う事って沢山あるんでしょうね(汗
ひとつ賢くなりました!(笑
忘れないように周辺の人に吹聴したいと思います♪

投稿: じろぉ | 2007/03/08 12:45

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