長い話、ですが。
図鑑を眺めていて、ふと気になった名前。
"サビクダリボウズギスモドキ" と "シマクダリボウズギスモドキ"
他に、クダリボウズギス と クダリボウズギスモドキもいたりする。
クダリボウズギスモドキは、クダリボウズギスになんとなく似ている。
サビクダリボウズギスモドキは、クダリボウズギスモドキが錆び模様。
シマクダリボウズギスモドキは、同じく鮮やかな太い横縞入り。
なるほどな、と思えるネーミングではあるけれど、13文字。
こんなに長くしてまでモドキにこだわる必要、あったんだろうか。
…
よく考えたら、長い名前にはまだ上があった。
これまでログに付けたことのある魚では、たぶん15文字が最長。
"フタスジリュウキュウスズメダイ"
一文字違いで、14文字っていう魚も何種類か。
"スミツキアトヒキテンジクダイ" "フタホシアトヒキテンジクダイ"
"ニセフウライチョウチョウウオ" なんかもそうかな。
…
調べてみると上には上があるもので、最長の標準和名は16文字。
"ミツクリエナガチョウチンアンコウ"
"ケナシヒレナガチョウチンアンコウ"
深海に生息ということなので、出会うことはないだろうけど。
日本近海にこだわらなければ、もっと長い和名もあって、これは17文字。
"ウケグチノホソミオナガノオキナハギ"
インド洋や南シナ海の浅場にいるので、こちらは見る可能性ありかも。
魚とか標準和名にこだわらなければ、まだまだ長い名前もあったりする。
日本の沿岸の海中に自生する種子植物、アマモの別名は21文字。
"リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ"
かまずに全部言うだけで、息が切れそう…。
にしても、箕作柄長提灯鮟鱇 に 毛無鰭長提灯鮟鱇。
受口之細身尾長之翁剥 に 龍宮の乙姫の元結の切り外し。
昔の人の言語感覚って、素晴らしい。
…
書き終わって思ったけどこの文章、やたらとカタカナが多い。
生物の名称はカタカナが標準とはいえ、読みにくいなあ。
だけど、長い名前問題、またいつか続く。かも。
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コメント
望月 さま
そうとも限らない=海とは限らない の意味だったんですが(笑
ところで、カタカナの羅列で脳が軋む、確かにそうですね。
これは、文字列の中から意味のある言葉が見つけにくいことが原因です。
脳というのは、意味のあることを好むらしいので。
"ウケグチノホソミオナガノオキナハギ" という文字列も、
"ウケグチノ ホソミ オナガノ オキナ ハギ" と分けて書けば、
ずっと意味が判りやすくなるのではないでしょうか。
漢字が読めれば、"受口の 細身 尾長の 翁剥" と書くほうが、
もっと判りやすいでしょう。(剥は少々読みにくいですが)
それでもまあ、ラテン語の学名覚えるより楽なんですけどね。
…
話は変わりますが、日本語というのは表音語であるひらがな・カタカナと
表意語である漢字とが混在する言語です。
さらに言うと、漢字の発音が一文字につき複数存在します。
一方、英語など欧米系の言語は、表音語であるアルファベットのみです。
ご近所の中国語は、表意語である漢字を使いますが、1文字の音は1つ。
言語学を学んだことがないので、どう説明していいかよく判りませんが、
日本人が外国語苦手な理由って、この辺にあるのかもしれないなと。
そう考えてみたりします。
考えたところで、外国語が得意になるわけではないのですが…。
投稿: りえぞー | 2007/08/06 20:37
普段は耳(目?)にしない魚の名前ばかりで面白いですね。
カタカナの名前を読んでいると、脳が軋むのが分ります(苦笑)
普通の漢字やひらがなの中に少しだけ混じったカタカナはそうでもないけど、長いカタカナの熟語の羅列は脳に刺激を与えてくれる様です。
普段は、恐らく、(漢字やひらがなの文章の時は)文字を読むのではなく、文字の形をイメージ的に理解していると言うことでしょうか。カタカナの長い魚の名前を次々に読んでいると、脳が活性化される様で好い感じです(^^;
投稿: 望月 | 2007/08/04 12:40