2010/02/13

しろいとり

しろいとり

白鳥が

じゃれてくるので

要注意

であるらしい、路上の光景。

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2009/02/28

誰の言葉か、知らないけれど。

なにはともあれ、ウズラ。
キジ目キジ科ウズラ属ウズラ。

ウグイスの鳴き声は、言わずと知れた、ホーホケキョ。
ウズラの鳴き声は、言っても知られてない、アジャパー。

これは、嘘ではありません。
ただし、ウグイスもそうですが、♂成鳥に限っての話。


そういえば、10年ばかり前。
休日の夕方の、商店街。

「珍しいヤンバルクイナの仲間のヒナです」
そんな看板を立てて、鳥の雛を売っているおじさん一人。

茶色地に黒線のある背中、寄り添い合ってピィピィと。
どう見てもウズラの雛にしか見えない姿。

買って買ってと騒いだ子供は、どうなったやら。

夜店で売られるヒナは、卵を産まない♂
子供が買って育てていたら、ウズラの鳴き声聞いたかも。

アジャパー。

【おすすめ】
 Book 「決定版日本の野鳥590」 真木広造 他
 Music 「聞いてほしいこと」 やなわらばー


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2009/01/29

おくりもの

丸ごと一尾の魚を盛りつけるときは、頭が左。
丸ごと1匹の魚を飲み込むときは、頭が先。

前者の理由はよく判らないけど、後者の理由は単純です。
尾びれを下にして飲み込んだら、喉に鱗が引っかかるから。

もっとも、魚を丸ごと飲み込む人は、そういないですね。
そういうことをするのは、たいていは鳥の仲間。

たとえば、カワセミ。

水中に飛び込んで、魚を捕まえた瞬間。
頭がどちらを向いてるかは、時によって違います。

で、水から上がって、岩や木の枝にとまって一息。
くわえた魚を、そこらに叩きつけて弱らせるのが第1段階。

魚が逃げる心配がなくなったら、ここで第2段階。
くちばしを器用に使って、くわえた魚の向きを変えます。

うまい具合に頭が自分の方を向いたら、魚を一飲み。
あとは何食わぬ顔をして、首を曲げ伸ばしてみたり。

ところで、カワセミ。

捕った魚は、自分で食べるだけとは限りません。
オスからメスに、プレゼントすることもあります。

ちなみにその時は、尾びれを自分に向けてくわえます。
理由は簡単、そうするとメスが魚を食べやすいから。

ちなみに、この行動は"求愛給餌"といわれます。
読み方は、"きゅうあいきゅうじ"です。

参考まで。

気に入った相手に、食べるものを提供する。
なんとなく、人間も同じ行動をしているような気がします。

好むと好まざるとに関わらず、チョコレートをプレゼントする。
これが同じ行動かというと、検討の余地が広いようです。

魚の丸飲みから、話がずれましたね。
それはそれで、そのうち…。

【おすすめ】
 Book 「O・ヘンリ短編集」 O・ヘンリ
 Music 「笑ってよエンジェル」 中島みゆき

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2009/01/04

終日

ヤーチャイカで思い出したので、カモメの話。

夏の海。
ひねもすのたりな春の海ではなく、夏の海。
広がる大海原、青い空に入道雲、沖を行く1羽の鳥。

「海はいいね~、ほら~カモメも飛んでるよ~」

そんな人が、おそらく年に1人はいるであろう夏の海。
実際、年に5回は聞く気もするけど、それは間違い。
日本の夏、海には普通、カモメはいません。

"夏の海にいるのは あれは カモメではありません
 夏の海にいるのは あれは ウミネコばかり…"

中原中也を真似ている場合ではないけれど。
ウミネコもカモメの仲間ではあるんだけれど。

カモメ セグロカモメ ユリカモメ。
いろんなカモメが飛び交う冬の海を想いつつ。
ふと、標準和名的に、こだわってみたり。

ウミネコについての説明は、また今度。

【おすすめ】
 Book 「カモメ識別ハンドブック」 氏原巨雄・氏原道昭
 Music 「ヤーチャイカ ~もしこの星に」 中村紗理

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2008/06/09

はばたけ、青い翼。

狭いようで、南北に細長い日本。

ある地域では普通にいるのに、他の地域では見かけない。
そんな生き物も、いろいろいます。

その1つが、カラスの仲間の野鳥、オナガ。
東日本には普通にいるけれど、東海地方より西には殆どいません。

ちなみにオナガ、尾羽が長いから尾長。
名のとおり尾羽が長めですが、尾羽が長い鳥は他にもいます。

キジ、ヤマドリ、サンコウチョウ、カラスの仲間のカササギ。
尾羽が長い鳥は他にももいるけど、なぜかオナガが尾長の代表。

もっとも、尾が長いだけがオナガの特徴ではありません。
たとえば、羽根の色。

薄灰色の背中、翼の先と尾羽は薄青色、頭は黒、尾羽の先は白。
派手ではありませんが、なかなかモダンな色合いです。

ちなみに、英語名は Azure-winged Magpie.
こちらは、翼の青が名前の由来となっているようです。

オナガはカラスの仲間なので、鳴き声のほうも、ある意味特徴的。
人間に理解できるように表現するとしたら、こんな感じです。

"ギューーイ ギューーイ ピピッ"

美しくはないけれど、なんだか愛嬌があるオナガの鳴き声。
ゼンマイ時計のネジを巻いているようようにも聞こえます。


"ギューーイ ギューーイ"とネジを巻き、時計は進むか遅れるか。
オナガは普通に鳴いているだけだろうけど、気になるところです。

ところで、オナガの巣にはカッコウが託卵することが知られています。

カッコウはカッコウなりに、託卵は託卵なりに。
説明したいことが、まだまだたくさんあります。

が、書いていたらきりがないので、それはそれで、またの機会に。

【おすすめ】
 Book 「ファイナルシーカー レスキューウイングス」 小川一水
 Music 「The Water of Life」 おおたか静流

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2008/05/12

Like the rain falling on the bush.

この週末は、あいにくの雨&PCリカバリでインドア・ライフ。
とはいえ、花粉も飛ばなくなって、そろそろ野山のシーズン。

ということで。
"ということ"と言いつつ。
それで良いのかどうか、我ながら疑問ではあるけれど。
地味だけど声が特徴的なウグイス科の鳥たち、第2弾。


唐突ですが、ヤブサメという野鳥がいます。

名前を言われても、どんな鳥かすぐに思い浮かばない。
そういう人が、非常に多いと思われる野鳥、ヤブサメ。
夏の間は、ウグイスと同じような場所で暮らしています。

ウグイスがいるような所といえば、結構身近な山の藪の中。
そんな場所に住んでいる割に、存在を知られていない。
その最大の理由は、ひとことで言えば"地味"なこと。

なにしろ、見た目も、さえずりも地味。
地味すぎると言ってもいいくらい、地味。

そんなヤブサメ、一言で言えば、"小さくて尾羽が短いウグイス"
ただでさえ地味なウグイス、尾羽が短くなって、さらに地味な姿に。
しかも、体が小さくなって、より目立たなくなります。

それから、さえずり。
こちらは「シシシシシシシシ…」と続く尻上がりの高音。
高らかに歌い上げるウグイスと比べたら、ずいぶんおとなしい声です。

なんでも、鳥の声の中では周波数が非常に高い部類なんだとか。
ついでに言うと、高齢者には聞き取りにくい高さの音なんだとか。
野鳥観察会で人間観察をしていると、確かにその傾向はあるようです。

ちなみに、その鳴き声が"藪に雨が降る音"のようだから、藪雨→ヤブサメ。
名前のついた由来は、そんなところにあるそうです。

ヤブサメの声に気付き、その音と藪に降る雨の音の類似性に気付き。
そこから考えて、ヤブサメをヤブサメと命名した昔の人。
誰かは知らないけど、風流な人だったんでしょうね。

それにしても。
姿が見えない分、声が特徴的なウグイス科。
声も聞き取りにくいのでは、存在が認識されなくても仕方ない話。

といっても、存在を認識してないのは人間だけ。
ヤブサメはヤブサメなりに、元気に暮らしている訳です。

ということで。
"ということ"と言いつつ。
それで良いのかどうか、こちらも疑問ではあるけれど。
尾羽が短いヤブサメのごとく、尻切れトンボに話は終わり。

ウグイス科第3弾があるかどうかは、その時次第。

【おすすめ】
 Book 「日本の国立公園」 加藤則芳
 Music 「愛燦々」 ジャパハリネット

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2008/05/01

酒飲み銭鳥

鳴き声は有名だけど、姿が知られていない鳥。

日本の鳥では、まあ間違いなくウグイスが筆頭でしょう。
なにしろ、"うぐいす色"が別の鳥の色になってしまってるくらいで。

そのウグイスの仲間の鳥たち、分類ではウグイス科と言います。
同じ分類の仲間だけに、類は友を呼ぶというか、なんというか。
こちらも、"姿は地味だけど声は特徴的" な鳥がいろいろ。


たとえば、センダイムシクイ。
暗いオリーブ色の体に茶色いラインと、地味としか言いようがない姿。
藪かげの暗がりにいることが多いので、姿はなかなか見えません。

でも鳴き声は、良く通る明るい音で "チィヨ チィヨ ビーーーッ"
どこにいるのか、姿は見えないけど "チィヨ チィヨ ビーーーッ"

この鳴き声を、人間の言葉に聞きなして "焼酎一杯 ぐいーっ"
芋なのか、麦なのか、米なのか、はたまた変わり種の焼酎なのか。

気になるところですが、センダイムシクイは焼酎飲まないでしょうね。


それから、メボソムシクイ。
見た目はやはり、地味としか言いようがない茶色です。

こちらも、鳴き声は良く通る明るい音で "ジュリジュリ ジュリジュリ"
センダイムシクイよりも奥地の山から "ジュリジュリ ジュリジュリ"

この鳴き声にも、聞きなしがあって "銭取り 銭取り"
奥地の山で銭を取るのは、いったい何者なのか。

これも気になりますが、メボソムシクイじゃないのだけは確かです。

それから…
書いていけば、きりがある。
けど、まだまだあるウグイス科の話。
続きはまた、そのうちに。

【おすすめ】
 Book 「鳥はなぜ集まる?」 上田恵介
 Music 「電照菊」 かりゆし58

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2008/04/15

A flying crow always catches SOMEthing.

昔住んでいた、2階建てのベランダ付きの部屋。
燕雀の巣の争奪戦が終わって、落ち着いたのもつかの間。
ある日ベランダに出たら、置いたはずのない物が落ちていた。

水色の幼児用の靴、片方。
白い合皮のスリッパ、片方。
欠けたCD-R、1枚と半分。
赤い線の入ったゴルフボール、1個。
ひび割れた車のバックミラーらしき物、1個。
何の模様も入っていない金色のスクリューキャップ、1個。

ベランダの隅にまとめて置かれた、見覚えのない物たち。
子どもが悪戯で投げ込んだにしては、どうも配置が不自然。

よく判らないから、当面静観することにした翌週。
2階の部屋を掃除していたら、窓の外でバサバサと羽根の音。

外を見たら、ハシブトガラスが1羽。
ゴルフボールをくわえて、ベランダの手すりにとまっていた。

こちらが見ていることに気付かない、ハシブトガラス。
ベランダの隅にゴルフボールをそっと置いて、飛び去った。

ベランダに置かれていた、いろいろな物。
どうやら、ハシブトガラスの宝物だったらしい。

スズメとツバメの巣に続いて、カラスの宝物隠し場所。
ベランダの用途としては、何か違うような気がする。

とはいえ、私自身はめったに使うこともないベランダ。
有効活用してるなら、それはそれでいいかと、そのまま2年。

時々見ると、場所が変わっていたり、違う物が増えていたり。
台風で飛び散ったあとには、同じ場所に集め直してあったり。
私の代わりにベランダを活用していた、ハシブトガラス。

私が引っ越してからも、宝物を集めていたのかどうか。
次に入居した人に、宝物を捨てられてしまってないか。

思い出すと、少しばかり気になったりもする。
今頃どうしてるんだろうなあ。

【おすすめ】
 Book 「カラスはどれほど賢いか」 唐沢孝一
 Music 「身ひとつ」 タテタカコ

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2008/02/06

鵯の鳴く頃に

鵯と書いて、ヒヨドリ。
「ヒィーヨ ピィーヨ」と騒々しく鳴くから、ヒヨドリ。

食べ物の少ない冬の時期、メジロやスズメの足しにしてやろう。
そう思って作った給餌台、真っ先に来て占拠する、ヒヨドリ。

綺麗に咲いたツバキの花、蜜を食べようとやって来て。
花をつつきすぎたあげくに、ぽとりと落としてしまう、ヒヨドリ。

木の上に残されて霜に当たって、渋が抜けてきた小さな柿。
他の鳥たちを追い払ってでも食い散らかしていく、ヒヨドリ。

態度は傍若無人だし、鳴き声はやかましいし。
どこにでもいて珍しくもないし、色合いもぱっとしないし。

まあ、だけど、そうは言っても。

卑しい鳥と書いて、鵯。
それは、あまりにも酷いんじゃないかなあ。

もっとも、ヒヨドリたちはそんなこと気にしてなくて。
今日も今日とて、傍若無人にやかましい。

ヒヨドリたち、元気に生きろよ。


ちなみに、ヒヨドリジョウゴという植物もあったりする。
夏に咲く白い花と、秋から冬にかけての赤い実が印象的。

漢字で書くと、鵯上戸。
ヒヨドリの好物だと言うけれど、実は毒がある。

別の種類で、ヒヨドリバナという植物もあって。
ヒヨドリが鳴く頃に花が咲くというけど、奴らは年中鳴いている。

昔の人が残したことながら、変な話だと思う。
そのあたりのことは、忘れなかったらそのうちに。

【おすすめ】
 Book 「やがてヒトに与えられた時が満ちて……」 池澤夏樹
 Music 「レゲレゲ」 GReeeen

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2007/12/04

ぴかぴか☆

ピカピカの一年生になったり。
夕立が来て、稲妻がピカピカしたり。
大掃除して、家中ピカピカに磨き上げたり。

何となく、輝いてるようなイメージのある"ピカピカ"
そんな"ピカピカ"が学名になっている生き物がいます。

学名はラテン語表記なので、正しくは"Pica pica"
日本の分類では、スズメ目カラス科カササギ属カササギ。
分類から判るとおり、カラスの仲間の野鳥です。

カラスの仲間ということで、形はハシボソガラスによく似ています。
主な違いは、尾が長く、胸から腹にかけての羽根が白く、一回り小さいこと。
背中と尾羽は光沢のある黒で、なかなか上品な色合いです。

鳴き声は金属的な響きのあるやや高い音で"カシャカシャ"
これを"カチカチ"と聞いて別名"かちがらす"とも呼ばれています。

そんなカササギ、もともとは日本に生息していなかったようです。
秀吉の朝鮮出兵に参加した佐賀藩主が、朝鮮半島から連れ帰ったとか。
そのため、日本での分布は九州の一部に限られていました。
最近、各地に分布が広がりつつあるようですが…。

かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける
                                (大伴家持)

大伴さんが本物のカササギの姿を見たかどうかは、やや疑問。
おそらく、中国の七夕伝説を踏まえた歌なんでしょうね。

ちなみに七夕伝説。
織姫と彦星が出会えるよう、カササギが翼を連ねて橋になる。
という話ですが、何羽いたら人間の体重を支えられるのか気になります。

話が鳥からずれました。
カケスにオナガ、ルリカケス、ワタリガラスにホシガラス。
ハシブトガラス、ハシボソガラス以外にもカラスの仲間はいろいろ。
どれも興味深いのですが、その話はまたの機会に。

【おすすめ】
 Book 「Who was Marco Polo?」 Joan Holub 
 Music 「いちごいちえ」 やなわらばー

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