東海大地震の被害が予測される地域だったせいか、どうなのか。
小学校の時の避難訓練、結構気合いが入っていた。
普通に授業など受けていると、突然、校内放送が流れてくる。
「地震が発生しました。」
予告はないので、毎回ながら結構びっくりする。
でも、ここで慌てて逃げ出してはいけない。
まずは、自分の机の下に入って、天井からの落下物を避ける。
地震の揺れで机がぶっ飛んでいかないよう、机の脚は手でしっかり持つ。
しばらくすると、教室の先生から指示が出る。
「みなさん、揺れが収まったので、廊下に整列して避難しましょう。」
机の下からはい出して、廊下に並んでいると、もう一度校内放送。
「ただいまの地震で、家庭科室から出火しました。注意してください。」
この時点で、避難の時の心構えが追加で指示される。
地震で舞い上がったホコリなどを吸わないよう、ハンカチを口と鼻に当てる。
内装材などが燃えて発生する有毒ガスを吸わないよう、姿勢は低く。
煙で視界が悪いとの想定で、ハンカチ持ってない手は、前に伸ばす。
慌てない、走らない、前の人を押さない。
廊下や階段では、低学年優先で。
生徒数1000人になろうかというマンモス校。
それだけの生徒が、一斉に移動するだけで大騒ぎ。
手の空いている先生が、発煙筒で火事を演出してくれたりして。
訓練とはいえ、結構、緊迫感があった。
避難先は、校庭の真ん中あたり。
学年順、クラス順に整列して、体育座りをしたところで、避難終了。
この後、校長先生のお話、消防署のおじさんのお話などが続くのだけど。
その時必ず言われるのが、次のような一言。
「さっきの避難のしかたでは、みなさんのうち半分は死んでいます。」
1000人近い生徒のうち、半分、ということは500人。
友達や同級生、もしかしたら自分も含めて500人。
想像したら、あまりにも怖かったので、未だに忘れられない。
消火器の使い方、起震車を使った震度6体験などがあって、訓練終わり。
これが、学期ごとに1回、年に3回。
おかげで、震度4、5くらいでは慌てない人間になったような。
…
緊急速報システムができつつあるとはいえ。
いつ起きるか、どんなことになるのか、予測しきれない地震。
常日頃から対策を考えておかないといけないな、と。
防災の日の夜、ビール飲みながら考えた。
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